オンラインを活用した学習形態の研究

 さわやかちば県民プラザでは、生涯学習・社会教育にオンラインを活用する方策等について、効果的・効率的な活用方法の研究を行っています。

〇オンラインを活用した講座の紹介(PDF)
〇(別表)当所で実施しているZoomを活用したオンライン講座の紹介(PDF)

障害者の生涯学習支援プログラムの研究

 さわやかちば県民プラザでは、市町村における障害者の生涯学習支援を充実させるため、市町村において持続可能な学習プログラムを開発・展開し、その成果を市町村等に提供することで、県内の障害者の学びの機会と交流の場の充実を図っています。

さわやかちば県民プラザでの障害者対象講座「さわやか青年教室」

【趣旨】

 当所では、市町村における持続可能な学習プログラムの開発として、知的障害のある青年、壮年、中年を対象とし、充実した勤労生活を送るための技能を習得したり、社会生活の質の向上を目指したりする学習支援活動、スポーツ・レクリエーション等の余暇支援活動など、学びの機会となる場を提供し、よりよい社会生活・家庭生活を送るために必要とされるルールや技能を身につけ、充実した社会生活を営むことを目指す講座を実施する。この成果を市町村等に提供することで、県内の障害者の学びの機会と交流の場の充実を図る。

 このページは、当所主催の「さわやか青年教室」での取り組みを紹介することで、市町村公民館等で学校卒業後における障害者の学びに関する講座を企画運営するための一助とする。

さわやかちば県民プラザでの障害者対象講座「さわやか青年教室」実施報告

講座名
「ヨガ・料理教室」
開催日
令和5年7月9日(日)
開催場所
フィットネススタジオ、料理室
講師
ハンディキャップヨガ関東 ヨガ講師 山崎 玲子 氏
一般社団法人日本糀文化協会 代表理事 大瀬 由生子 氏
講座内容
・ヨガ教室→ハンディキャップヨガ
・料理教室→ツナドック作り
講座開催の留意点
・毎講座、ボランティアの自己紹介時間を設定する。
・受講者を2グループに分けて行った(1~3班はヨガ、4~6班は料理)。次回は、グループを入れ替えて行う。
・料理教室では、1テーブルに1人のボランティアを配置できるよう計画する。
・事前に食物アレルギーの有無を確認し、実食も任意とする。
・ヨガ教室では、こまめな水分補給休憩を取りながら講座を開催する。
・呼吸を止めず、無理のないように動けるよう声掛けを行う。

講座開設のためのQ&A

A

 当所では、東葛6市(柏市、流山市、野田市、我孫子市、松戸市、鎌ヶ谷市)の知的障害者関係施設に郵送で実施要項とチラシを送付し周知しています。また、併せてホームページでも周知を行っています。
 その他、特別支援学校に趣旨を説明し、参加者の協力を依頼する等の方法が考えられます。
 申込方法は、①ホームページ申込フォーム②往復はがき③来所と選択肢を増やしています。

A

 近隣の特別支援学校に相談したり、開催したい講座内容に合わせてインターネット等で探すなどしています。過去の講座の講師については、さわやかちば県民プラザにお問い合わせください。

A

 当所では、近隣の江戸川大学こどもコミュニケーション学科の学生に協力を依頼しています。
 近隣の大学に協力を依頼する、受講者の保護者に依頼する、ホームページで一般の方を募集する等が考えられます。

A

 保険会社と協議し、講座内容から加入する保険について決定しています。

A

A  講座内容や受講者の状況によっても異なりますが、考えられるケースについて以下に示します。

・運動系の内容の場合
①水分補給の時間をこまめに設定する。
②体が不自由な方でも座ったままできるなどいろいろなバージョンを設定しておく。
③怪我等の事態を想定して、必ず保険加入する。  等

・座学の場合
①座席を指定する場合は、本人の場所がわかりやすいような設定にする。
②講師には平易な言葉で話していただくようお願いする。また、ゆっくりと話すこと、視覚的にも確認できるような配慮をしていただく。 等

・講座への参加がご心配な方の場合
①保護者等の同伴も可とする。
②ボランティアの参加をなるべく多く募集する。 等

・その他
①受講者の配慮事項等を保護者等に提出していただき、事前に確認する(合理的配慮の提供)。
②受講者の安全、体調を第一に考え講座を開催する。