Q
机の引き出しにタバコが入っていました。吸っているのかは分かりませんが、注意すべきでしょうか。
A
20歳までは、心と身体の成長のために特に大切な時期です。
未成年でタバコを吸い始めた人は、大人になってから吸い始めた人よりも肺がんにかかりやすいと言われているなど、
子どもの喫煙が多くの悪影響を及ぼすことは医学的にも明らかになっています。
また、子どもの喫煙は生活の乱れを招き、薬物乱用などのさらに危険な行動につながる入り口でもあります。
大したことはないと許したりせず、きちんと注意し、
法律で禁止されていることや身体に害があることをお子さんが納得できるよう、話し合うことが必要でしょう。
単なる大人のまね、友人にすすめられて嫌々、あるいは普段からむしゃくしゃすることがあるのかなど、
タバコを吸うという行為が、何らかのメッセージであることもあります。
お子さんがタバコを吸いだした原因を頭ごなしに叱らずに、よく聴いてあげましょう。