高校生のためのボランティア講座 柏 3回目
2024年9月21日 13時05分9月15日(日)に高校生のためのボランティア講座 柏会場の3回目が行われました
当日は、87 名が参加しました。受付を参加者がボランティアで行ってくれました。
それぞれが行ってきたボランティアを分野毎に図にした「ボランティア活動マップ」に、シールを貼ってもらいました。色々な分野で活動していたので驚きました。
午前中は、「地域ボランティア」と「国際ボランティア」について学びました。
〇「地域ボランティア」
最初に、南流山子ども食堂代表の金川聡美氏を講師に迎え、「子ども食堂の取り組み」と「子ども食堂を通じたボランティア」をテーマに御講演いただきました。子ども食堂での活動についてお話しいただきました。
〇「国際ボランティア」
千葉県ユニセフ協会の伊東栄美子氏他2名より、海外で支援を必要としている子どもたちの現状と彼らが元気に成長できるための支援について、お話していただきました。
安全な水が手に入らない国では、少女が半日以上かけて水を汲みに行きます。少年は学校へ行けるのに少女は勉強することもできず、毎日水汲みをする実情を動画を通して学びました。
講義の途中で、実物の真鍮(しんちゅう)の水がめに水を入れて運ぶことで、少女が長時間運ぶことの大変さを疑似体験するグループと、地雷のレプリカに触れながら、実際にウクライナにばらまかれた地雷によって子どもたちが被害にあったお話を聞くことが出来ました。
マラリアを起こす蚊から人を守る”かや”(日本独自に開発されたかやの繊維に蚊を寄せ付けない薬剤が練りこまれている)の実物も用意していただき、実際に中に入ってみるなど体験することが出来ました。
手りゅう弾や地雷を触ってみた
午後からは、当所のボランティアコーディネーターによるグループワークを行いました。各自のボランティア体験の共有してから、ボランティア未経験者へのボランティアの魅力を伝えるプレゼンテーションを作成しました。
全体を3グループ20班に分け、各グループでの発表で一番良かった3班に、全体で発表をしてもらいました。各グループともに、ボランティアの本質をついたような内容で、発表に工夫がされていて感銘を受けました。このプレゼンテーションを見たらボランティアをやりたい人が増えると思いました。
今年度の高校生のためのボランティア講座が終了しました。ありがとうございました。