ヒメコマツの成長記録

絶滅危惧種 ヒメコマツの植樹・育成 in さわやかちば県民プラザ

千葉県体験活動ボランティア活動支援センターのボランティア活動の普及啓発の一環で、自然の大切さを学ぶ活動として、千葉県生物多様性センターが募集する絶滅危惧種ヒメコマツの植樹及び育成をさわやかちば県民プラザで行っています。

ヒメコマツの成長記録

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 成長の様子

2024年12月10日 10時24分
ヒメコマツ

12月10日火曜日、真澄空!

お日様に当たっているヒメコマツ、元気に成長しています。

樹液が出たので触ってみました。

ふっくらとしずくのようで表面は乾いています。

傷ついた樹皮、ヒメコマツ自身が身を守るために樹液を出しています。命の力強さを感じます。

CIMG1342_R  CIMG1367_R

ヒメコマツの成長を千葉県生物多様性センターへ報告

2024年10月10日 14時21分
ヒメコマツ

千葉県絶滅危惧種ヒメコマツ系統保存サポーターとして、毎年、千葉県生物多様性センターに成長の様子を報告しています。今年も計測し、成長の様子を報告しました。

背丈は、180cmで、昨年の146.5cmから、33.5cm成長しました。高さとともに、枝が横にも広がり、順調に育っています。

今後も、しっかり見守っていきたいと思います。

CIMG1224            CIMG1223_R

 計測に行く途中に、オレンジ色の実を見つけました。柿がなっていました。やっと秋の気配が感じられます。

CIMG1215_R

短期間に、急成長しました。!!

2024年4月27日 14時15分
ヒメコマツ

わずか11日間に、こんなに背が伸びました。気温が高かったのと雨の量が多かったからかな!と思っています。

        CIMG0674_R       CIMG0702_R

                       2024年4月16日              2024年4月27日

豊英島のヒメコマツ植栽試験地へ 房総ヒメコマツ観察会

2024年2月3日 14時46分
ヒメコマツ

1月27日土曜日 千葉県生物多様性センター主催の房総ヒメコマツ観察会に行ってきました。

今回はヒメコマツの保護・回復のための豊英島にある植栽試験地を見てきました。

場所は、清和県民の森木のふるさと館 駐車場から車で5分程のところにあります。豊英島は君津市の豊英湖にある島です。小糸川の浸食によって形成された断崖に囲まれており、島へは通常は施錠されている吊り橋を渡って入ります。

1706920718421  1706920844736

山道の入口から少し上り尾根沿いに登ると、切り立った崖に根付いているヒメコマツを見ることができ、厳しい環境で生きのびるヒメコマツのたくましさを目のあたりにしました。

モミなどの実生はたくさん目にしたけれど、千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツの実生は素人の私では見つけられませんでした。力強く生きるヒメコマツの実生が立派な成木へと育ってほしいです。

1706921520179

この場所を管理している「ちば千年の森をつくる会」から活動についてのお話もありました。

黄葉したヒメコマツ

2023年12月9日 15時43分
ヒメコマツ

写真のようにヒメコマツの葉が黄色くなってます。

ヒメコマツは針葉樹で、古い葉が落ちる前に黄葉してるだけなので心配ないとのことです。

黄色くなった葉を手で優しく落としたら、緑色が映えて活き活きとして見えます。

CIMG0341_R             CIMG0344_R

千葉県生物多様性センターに成長の様子を報告

2023年10月5日 15時35分
ヒメコマツ

千葉県絶滅危惧種「ヒメコマツ系統保存サポーター」として、千葉県生物多様性センターに成長の様子を報告します。

年に一度の計測日。背丈は、146.5cmでした。高さとともに、横にも広がり、順調に育っています。

今年も、しっかり見守っていきたいと思います。

CIMG0241_R  CIMG0246_R

さわやかちば県民プラザのヒメコマツ、計測日近づく!!

2023年9月9日 11時15分
ヒメコマツ

今日9月9日(土)は、重陽の節句、長寿や健康を祈願する五節句の一つです。自然の恵み、季節の巡りに感謝!

さて、1年に1回のヒメコマツの計測日が近づいてきました。

ヒメコマツの計測を通して少しでも植物を身近に感じられたらと思います。

計測日は、2023年10月5日(木)午前中に行います。

興味のある方は、計測日の当日、さわやかちば県民プラザ総合受付の裏手にある当センターへ直接お越しください。

ヒメコマツの保護・回復のために、ヒメコマツに対する理解を深めていただくとともに、ヒメコマツの絶滅のリスクの分散にご協力いただきたいと考えています。

CIMG0183_R  CIMG0184_R

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 2023年7月

2023年7月25日 10時26分
ヒメコマツ

一番下の枝が枯れてきたので切りました。

切った断面から出た樹液、ヒメコマツのいい香りがしました!

切った枝は、そのままヒメコマツの木の下に。

落ち葉も枯れた枝もまた土に還ります。

自然のつながりは目に見えにくいですが、ゆっくりと循環しています。

CIMG0133_R CIMG0137_R

千葉県房総半島のヒメコマツの看板を描くボランティア活動 高校生・大学生の作品!

2023年6月30日 09時00分
ヒメコマツ

さわやかちば県民プラザ主催の【高校生のためのボランティア体験講座】の受講生と、インターンで参加の千葉県保健医療大学の学生がヒメコマツの看板を描いてくれました。作成時間は30分です。

自ら描きたいと集まった7人、彼らのボランティア精神とセンスに感動しました。

ヒメコマツ看板4  ヒメコマツ3

本日、新しい看板に張り替えました。時期を見て順に張り替えていきます。

ヒメコマツの隣にネジバナが咲いていました。花が茎の周りに螺旋状につき思わず見つけると、不思議に思い足を止めてしまいます。万葉集にも詠まれた花のようです。

CIMG0077_R  CIMG0068_R  CIMG0059_R  

千葉県の房総半島のヒメコマツ 千葉県版レッドリストにおいて最重要保護生物に指定されています

2023年4月20日 11時19分
ヒメコマツ

令和5年の春 たんぽぽの種がたくさんついていて、つつじの花もきれいに咲いています。

CIMG9950_R  CIMG9952_R

ヒメコマツの写真を撮っている時、「ずいぶん大きくなったね!」 と散歩途中の方が足を止めて声かけてくださいました。県民の皆さまに見守られながら育っています。

植えたばかりの時の樹高は60センチ程でしたが、今年は新芽も伸びて125センチ程に成長しています。

  CIMG9946_R  CIMG9939_R 

千葉県自然保護課 生物多様性センターのヒメコマツ系統保存サポーターとして、さわやかちば県民プラザ施設内に植樹して5年が経ちました。

ヒメコマツはゴヨウマツというマツの仲間で、名前のとおり葉が5つに分かれていることが特徴です。

房総半島のヒメコマツは、約1万年前まで続いた氷河期の生き残りであると考えられており、他の地域と比べて低標高で温暖な地域に分布していることや、近隣のヒメコマツの生育地から地理的に孤立していることなどから、学術的に重要な集団として注目されてきました。しかし、近年は松枯れ病や風水害によって数を減らしており、現在では房総半島の野生のヒメコマツは70本程度になっています。

ヒメコマツ分布域は、東京大学千葉演習林、国有林、県有林にまたがっています。

平成20(2008)年度に、県自然保護課が事務局となってヒメコマツ保全協議会が発足し、これらの関係者が協調して保全活動を行っています。

詳しくは、生物多様性センターのホームページでご覧いただけます。

https://www.bdcchiba.jp/himeko_index

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 藁のお洋服!

2023年1月5日 15時36分
ヒメコマツ

 令和5年1月 年明けの千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツです

幹が折れた部分より上側の葉っぱの色が気になったので、乾燥から守るために藁で幹をまきました。

冷たい風が吹く中、作業している時に、散歩中の方が話しかけてくれました。

昨年度の折れたヒメコマツをご存知で、「どうしてそんなことになるのかしら~」と、そして、「ずいぶん大きくなったよね、通るたびに見てるよ」と話してくれました。

見守ってくださる方と直接お話できて、ほっと、心が温かい気持ちになりました。

寒い冬の時期、春がくるまでじっと耐える植物たち、お日様の光がうれしいです。

  IMG_1111   CIMG9889_R   CIMG9887_R

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 11月の空と柿

2022年11月22日 10時35分
ヒメコマツ

10月4日(火)、樹高の計測を行いました。

千葉県生物多様性センターへ報告した樹高は、145センチです。

幹が折れてしまい心配しましたが、元気に育っています。

CIMG9866 CIMG9880 CIMG9872

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 9月

2022年9月8日 11時25分
ヒメコマツ

ヒメコマツは元気にすくすくと成長しています。
ヒメコマツの看板は、昨年度の「高校生のためのボランティア体験講座」に参加した高校生が作成してくれました。(2021年9月25日ブログ参照)
しかし、その看板は残念ながら風に飛ばされてしまい、再度設置することが難しかったため、新しく作成したものを現在は設置しています。

9月6日から千葉県庁インターンシップとして来ている、大学3年生のSさんから感想を聞きました。
「私はヒメコマツを見るのは初めてだったのですが、まだこじんまりとした姿がとても可愛らしく、愛おしく思えました。一年前に折れた幹も回復しているようなので、このまますくすく成長してほしいです!」

CIMG9815_R CIMG9813_R

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 8月

2022年8月11日 11時05分
ヒメコマツ

CIMG9787  CIMG9789  

伸びています。支柱を超しました。

葉っぱは緑、元気に成長しています。

下の写真は、1年前に幹が折れていて、手当した部分です。(2021年7月24日ブログ参照)

CIMG9793 手当後 

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 新芽がいっぱい

2022年4月21日 10時16分
ヒメコマツ

暖かくなり、急に伸びてきました。お日様に向かって、真っすぐ!

雑草たちも、どんどん伸びています。

近くには在来種の日本たんぽぽかな、と思われるたんぽぽがたくさん咲いています。

たんぽぽの根を使った「たんぽぽコーヒー」ご存じですか?「たんぽぽ茶」とも言うようです。

手作りして飲んでみたら、コーヒーというか、お茶という感じでした。

麦茶のような、土っぽい感じの味がします。意外と美味しい!!

松の葉茶もありますね。ヒメコマツで作ったらどんな味なのか、試してみたくなります。

CIMG9469  

CIMG9476   CIMG9478