折れた枝、経過観察 その1
2020年12月15日 14時43分手当して、10日が経ちました。
下側の枝、木肌の部分は見えません。
枝をそっとゆらしてみました。大丈夫のようです。
くっ付いたようです。
よく見ると、切れた部分に樹液がみられます。
写真で水滴のようにキラキラしています。
木の再生力は素晴らしいです。
引き続き、温かく見守ってください。
手当して、10日が経ちました。
下側の枝、木肌の部分は見えません。
枝をそっとゆらしてみました。大丈夫のようです。
くっ付いたようです。
よく見ると、切れた部分に樹液がみられます。
写真で水滴のようにキラキラしています。
木の再生力は素晴らしいです。
引き続き、温かく見守ってください。
小雨の降る寒い日の朝、事務所に入る前にヒメコマツを見に行きたくなりました。
行ってみると枝が二か所、折れています。
もしかしたら、ヒメコマツの助けを求める声が、自然と足を向かわせていたのかもしれません。
幸い、二か所とも、皮一枚ほどでつながっていました。
すぐに手当です。
傷口テープを張って、シュロ縄で木肌を隠すようにぐるぐる巻きにして折れないように紐で吊りました。
無事に枝がくっ付くよう、千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツの成長をあたたかく見守ってください。
ヒメコマツは、千葉県で「最重要保護生物」に選定されています。
数が極めて少なく、野生の個体は房総丘陵の限られた場所にしか生育していません。
千葉県では、ヒメコマツ回復計画を策定して、その保護・回復に取り組んでいます。
千葉県体験活動ボランティア活動支援センターは、ヒメコマツ系統保存サポーターとして、ヒメコマツの絶滅リスクの分散に協力しています。
このヒメコマツは、2017年(平成29年)3月に千葉県生物多様性センターから苗を預かり、育てています。
約3年間で26センチ伸びました。
ヒメコマツの看板表示を付け替えました!
ヒメコマツの葉は、松だけど葉がやわらかいんです。
漢字で姫小松と書きます。
松というと、葉が2本の針葉の松はよく見かけます。
ヒメコマツの葉は下の写真のように5本の針葉が一組になっています。
五葉松ともいいます。
秋のお散歩、ウォーキングにみなさん見にきてください。
さわやかちば県民プラザの敷地内にあるヒメコマツです。
葉はつやつやとお日さまにあたりキラキラしています。
しっかりと元気に育っています。
樹高:84センチメートル
10月1日に計測し、千葉県生物多様性センターに報告しました。
さわやかちば県民プラザ建物の正面入口に向かって右側に
50歩くらい進むと右側にヒメコマツが見えてきます。
令和2年最初のヒメコマツの記事です。
背丈は80.1cmありました。
プラザは、閉鎖中で、すこし悲しげです。
もう少しで、みなさんにお会いできます。
令和元年5月4日のヒメコマツです。
背丈は75.5cmありました。草が刈られていて、ヒメコマツも嬉しそうです。
あたらしい看板は子チャレのサポーターが書いてくれました。
雪の日のヒメコマツ!!!
雪にも負けないで、すくすく育っています。
年に一度の生育状態報告をを行いました。これは、ヒメコマツ系統保存サポーターとしての必要な仕事です。
大きさ
高さ 66cm (植樹時は、58cm)
直径 1.6cm
生育状況
全体に元気があって、枯れた枝等はありませんでした。
これからも、すくすく成長してほしいと思います。
平成29年3月4日(土曜日)、さわやかちば県民プラザ内に、子どもチャレンジの子ども達と植樹しました。
千葉県生物多様性センターが募集する絶滅危惧種ヒメコマツの植樹及び育成をさわやかちば県民プラザで行います。子チャレメンバーも参加します。
千葉県体験活動ボランティア活動支援センターのボランティア活動の普及啓発の一環で、自然の大切さを学ぶ活動にしたいと思います。
植樹式:平成29年3月4日 11時~ から行います。
植樹予定場所:さわやかちば県民プラザ敷地
平成29年1月29日(土曜日) 千葉県生物多様性センターに、ヒメコマツ系統保存サポーター申請を行いました。
ヒメコマツはゴヨウマツとも呼ばれ、標高の高い山地など寒冷な地域に生育する常緑針葉樹ですが、本県のヒメコマツは他県と比べ著しく温暖な地域に生育しています。
自然状態では樹高2200mm、胸高直径5500ccmmを超える巨木になることもあります。
1970年頃までは房総丘陵に数千本も生育していたとされていますが、近年大量に枯死し、現在は成木が7755本にまで減少して絶滅のおそれが極めて高くなっています。
このため県では、平成14年度にヒメコマツを「最重要保護生物」に選定し、平成21年度に千葉県ヒメコマツ回復計画を策定して、その保護回復に取り組んでいます。