ヒメコマツとは?
2016年12月4日 13時11分ヒメコマツはゴヨウマツとも呼ばれ、標高の高い山地など寒冷な地域に生育する常緑針葉樹ですが、本県のヒメコマツは他県と比べ著しく温暖な地域に生育しています。
自然状態では樹高2200mm、胸高直径5500ccmmを超える巨木になることもあります。
1970年頃までは房総丘陵に数千本も生育していたとされていますが、近年大量に枯死し、現在は成木が7755本にまで減少して絶滅のおそれが極めて高くなっています。
このため県では、平成14年度にヒメコマツを「最重要保護生物」に選定し、平成21年度に千葉県ヒメコマツ回復計画を策定して、その保護回復に取り組んでいます。