ヒメコマツの成長記録

絶滅危惧種 ヒメコマツの植樹・育成 in さわやかちば県民プラザ

千葉県体験活動ボランティア活動支援センターのボランティア活動の普及啓発の一環で、自然の大切さを学ぶ活動として、千葉県生物多様性センターが募集する絶滅危惧種ヒメコマツの植樹及び育成をさわやかちば県民プラザで行っています。

ヒメコマツの成長記録

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 五感で自然体験!

2021年11月11日 13時39分
ヒメコマツ

紅葉の秋ですね!

今日もヒメコマツは元気に青々と育っています。

幹から樹液が出ていました。

その樹液を触って嗅いでみると…意外にも、すっきりとしたいい香りがしました。

私の好きな香りのひとつです。

香りは脳を刺激します。

五感のなかで嗅覚刺激は唯一、脳に直接伝わります。

このように、秋を感じられるものはたくさんありますね。

五感を使って秋を楽しみ、身近にある自然と交流をしてみませんか。

 

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 10月の晴れの日

2021年10月26日 12時20分
ヒメコマツ

雨の後の晴天の日は、空気が気持ちいいですね。

辺りは紅葉し始めています。

ヒメコマツの葉っぱは青々としています。

近くに真っ赤な実を見つけました。秋なのに実が・・・春のはずでは?

「ヘビイチゴかな」と思い調べてみると、これは、「ヤブヘビイチゴ」という多年草だそうです。

ヘビイチゴに比べて葉や果実が大きいそうです。

青々とした空に、鳥たちの声が響いています。

バードコール(鳥の鳴き声のように鳴くもの)で鳥たちと遊びたくなります。

     

千葉県の絶滅危惧種 秋のヒメコマツ

2021年9月25日 13時42分
ヒメコマツ

年に一度の計測日。

「ヒメコマツ系統保存サポーター」として、千葉県生物多様性センターに生長の様子を報告します。

身長99センチ、全体的に元気に育っています。

毎年7センチ程度の伸びですが、今年はなんと!2倍の15センチも伸びていました。

高校生や大学生と一緒に草取りをして、ヒメコマツの周りはすっきり!!

そして、看板も新しくして付け替えました。

素敵な看板は、「高校生のためのボランティア体験講座」受講生の作品です。

 

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 元気です!

2021年8月5日 16時05分

お日様からたっぷりと光を受けています。

折れた枝よりも上の方にある葉っぱは、緑色で元気です。

水を吸い上げられるかどうか、枯れてしまわないかどうか…職員たちは心配でしたが

おかげさまで大丈夫のようです。

植物の成長には、お日様と雨水、もちろん土も必要です。

どれも多すぎず、少なすぎず、いいバランスを保っている。

今後も温かく見守ってください。

ヒメコマツ、見守ってください

2021年7月24日 13時18分

7月15日木曜日のこと

またしても傷を負ってしまったヒメコマツ(悲しい…)

主幹が大きく裂けています。

幸い、皮一枚でつながっていました。

       

 

早々と職員3人で手当しました。

植物は、外敵やストレスから身を守りながら同じ場所に生き続けます。

私たちは、植物がなければ生きられません。いろいろなものとつながり暮らしています。

そのためにも、このヒメコマツが元気に育つことはとっても重要です。

これからもたくさんの人に優しく見守っていただけるとうれしいです。

さわやかちば県民プラザにあるヒメコマツは警備対象! 

2021年6月15日 14時19分
ヒメコマツ

もうすぐ夏至。

雨が降ったあとの木々は生き生きとしています。

昨年の12月から、ヒメコマツは警備対象になっています。

毎日、警備の方が見守ってくれています。

みんなに愛されています。

この春の成長は今までで一番伸びています。驚きです。

傷を負ったヒメコマツが、「元気だよ!」と言ってる気がします。

折れた枝、軽傷の傷口は、こんな感じです。

       

今後も、温かく見守ってください。

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 新芽伸びる

2021年4月24日 09時34分
ヒメコマツ

春になり、新芽がずいぶんと伸びています。

 

右側の写真、幹から芽が2センチくらい伸びています。

4月8日のブログの写真と比べるとわかりやすいです。

この時期は、下草も新芽と同じくらいの勢いで伸びています。

今後も、温かく見守ってください。

千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツ 新芽がたくさん

2021年4月8日 11時49分
ヒメコマツ

うぐいすの声、聞こえてきます。

ヒメコマツは、お日様にあたり新芽がたくさん出ていて、

なかには10センチ以上伸びているのもみられます。

幹からかわいい芽がでてきています。 

    

     

 

さわやかちば県民プラザ内に植樹して、4年経ちました。

ヒメコマツ 折れた枝切る 経過観察その5

2021年3月25日 10時08分
ヒメコマツ

今年は、コブシの花と、モクレンの花、そして桜の花が一緒に咲いているのが見られます。

いつもは、順番に見られるので、ちょっと不思議な感じがします。

ヒメコマツの折れた枝を切ってひと月経ちました。

木全体が斜めになっています。全体のバランスが崩れたのでしょうか。

前側の枝を切ったので、後ろ側に傾いています。

ここまで、傾いてしまうとは思いませんでした。

それでも、元気に育っています。

今後も、温かく見守ってください。

下の写真、土が見えているところがちらほらあります。

もぐらたちがいる証ですね。

 

 

ヒメコマツ 折れた枝切る 経過観察 その4

2021年2月13日 15時25分
ヒメコマツ

今年の立春もすぎ、さわやかちば県民プラザ内にある梅の花も咲いてきました。

梅の花、いい香りです。

ヒメコマツは、手当をしてから、2か月ほど経ちました。

全体は元気に育っていますが、残念ながら、折れた枝の葉っぱはすっかり茶色くなってしまいました。

今日は、枯れた葉の枝を切り、添え木を外しました。

今後も、温かく見守ってください。

 

ヒメコマツ 折れた枝、経過観察 その3

2021年1月7日 11時40分
ヒメコマツ

新しい年が明けました。

手当して、31日目。

折れた枝の葉だけが、艶がなくなっています。

少し茶色く枯れた葉も見られ、枝の樹皮には皺があります。

大丈夫かと思っていましたが心配です。

冬の寒い時期は、ゆっくり変化するようです。

下に2枚の写真を載せました。

折れた枝先の葉の写真は左、右どちらでしょうか?

   

(↓「続きを読む」をクリックし、続きを表示させてください。)

折れた枝、経過観察 その2

2020年12月26日 10時34分
ヒメコマツ

手当して、今日で21日目。

折れて木肌が1センチ以上出ていた上側の枝は、

シュロ縄で覆っているので傷口の状態は見えませんが、まだくっついていません。

ゆらゆらしていて不安定です。

それでも、葉っぱは青々としています。

冬至が過ぎ、寒さは本番ですが、少しずつ日は延びていきます。

春がくるのが楽しみです。

2021年が平和な年であることを願っております。

折れた枝、経過観察 その1

2020年12月15日 14時43分
ヒメコマツ

手当して、10日が経ちました。

下側の枝、木肌の部分は見えません。

枝をそっとゆらしてみました。大丈夫のようです。

くっ付いたようです。

よく見ると、切れた部分に樹液がみられます。

写真で水滴のようにキラキラしています。

木の再生力は素晴らしいです。

引き続き、温かく見守ってください。

ヒメコマツ、枝折れる!

2020年12月8日 11時44分
ヒメコマツ

小雨の降る寒い日の朝、事務所に入る前にヒメコマツを見に行きたくなりました。
行ってみると枝が二か所、折れています。
もしかしたら、ヒメコマツの助けを求める声が、自然と足を向かわせていたのかもしれません。

幸い、二か所とも、皮一枚ほどでつながっていました。
すぐに手当です。
傷口テープを張って、シュロ縄で木肌を隠すようにぐるぐる巻きにして折れないように紐で吊りました。
無事に枝がくっ付くよう、千葉県の絶滅危惧種ヒメコマツの成長をあたたかく見守ってください。

 

ヒメコマツは、千葉県で「最重要保護生物」に選定されています。
数が極めて少なく、野生の個体は房総丘陵の限られた場所にしか生育していません。
千葉県では、ヒメコマツ回復計画を策定して、その保護・回復に取り組んでいます。
千葉県体験活動ボランティア活動支援センターは、ヒメコマツ系統保存サポーターとして、ヒメコマツの絶滅リスクの分散に協力しています。

このヒメコマツは、2017年(平成29年)3月に千葉県生物多様性センターから苗を預かり、育てています。
約3年間で26センチ伸びました。

看板新しくなりました

2020年11月19日 12時00分
ヒメコマツ

ヒメコマツの看板表示を付け替えました!



ヒメコマツの葉は、松だけど葉がやわらかいんです。
漢字で姫小松と書きます。
松というと、葉が2本の針葉の松はよく見かけます。
ヒメコマツの葉は下の写真のように5本の針葉が一組になっています。
五葉松ともいいます。
秋のお散歩、ウォーキングにみなさん見にきてください。