県内各地からたくさんの参加があり、とても充実した学びの場となりました。
<午前の部>
講義「ボランティア活動の基本を考える」
高校生向けの講座「高校生のためのボランティア体験講座」との合同で行われました。
『ボランティア活動の基本を考える』
講師:枝見 太朗 氏 (一般社団法人 富士福祉事業団 理事長)
ボランティア活動の歴史的背景やその5原則について学びました。世代の異なる受講者それぞれに向け、興味のある話題を提供していただき、時折笑い声がおこる、和やかな雰囲気で講義が行われました。
「"ありがとう"と言われなければボランティアをやらないのか。」無償性について考えさせる問いを始め、重要なメッセージが散りばめられていました。


<午後の部>
講義「東京2020大会に向けたボランティア はじめの一歩」
県民生活・文化課の仁平貴子氏を招き、東京2020大会に向けたボランティア活動について学びました。過去の大会におけるボランティアの方々の生き生きとした様子が紹介され、東京大会でのボランティアのイメージを各々つかむことができたようです。
自分たちの考えるボランティアプログラムをグループで話し合ったときには、短い時間の中でも様々な意見が交わされ、充実した交流活動となりました。

★受講したみなさんの声★
・誰にも束縛されない、辞めるのも自由ということがわかり、ボランティアに参加するハードルが低くなった。
・「誰かに必要としてもらえることが幸せ」というボランティアの考え方に、なるほどと感じた。
・改めてボランティアについて考える機会をもて、具体的に動き出すきっかけになった。
・ボランティアには多様な内容があることに気づき、地域活動に生かしていきたい。
・「東京2020大会では、ボランティアに必ず参加するぞ」、と自分自身で確信することができた。
・自分に何ができるか考えるきっかけとなり、ボランティアへのエネルギーともなった。
・高校生との交流では、座席の配置に工夫があり、世代の異なる同士の意見交換ができた。
・年齢幅が大きい中で情報交換ができ、楽しかった。大変有意義な時間となり、若さをもらった。