報告書(レポート) 平成30年度

第3回高校生のためのボランティア体験講座(柏会場)

2018年7月18日 19時31分

7月15日(日) 午前10時から午後4時30分

第3回高校生のためのボランティア体験講座(柏会場)を
実施しました。
前半は、知的障がい者の方向けの講座「さわやか青年教室」との交流会を行い、後半は、保育ボランティアについて学びました。

<前半>
①講義「知的障がいをもつ方との接し方」
②「さわやか青年教室との交流会」
 最初に、柏特別支援学校の狩俣先生から、知的障がいをもつ方との接し方について教えていただきました。知的障がいと一括りにするのではなく、その方に合った関わり方を考え、笑顔で過ごすことが大切だと学びました。
 その後は、さわやか青年教室の方々と集団遊びで交流を深めました。人数集めゲームやじゃんけん列車など、さわやか青年教室の方々が思い切り楽しむ様子に、高校生たちにも笑顔が広がりました。
 昼食会で一緒にお昼を食べた後は、高校生たちが準備した遊びのブースを、さわやか青年教室の方々が自由に周って楽しみました。「連想ゲーム」「的当てゲーム」「紙飛行機飛ばし」「ウィンク殺人事件」「旗あげゲーム」「じゃんけん列車」「ババ抜き」「椅子とりゲーム」など、楽しんでもらおうと、それぞれが工夫を凝らしていました。

<後半>
③実習「保育ボランティアについて考える」
④ワークショップ「ボランティア活動計画作成」

 おお田保育園の鈴木徹生園長をお招きし、保育を行う上で気にかけていることを学びました。新聞紙一枚を使って3つものゲームを紹介していただきました。その上で、それぞれの活動の様子から、園児の足指の発達や負けん気、ずる賢さなど、たくさんのことを見取っていることを丁寧に教えてくださいました。
 その後のワークショップでは、いよいよ夏休みに行う各自のボランティア体験先が決まってきました。自分たちで連絡し、ボランティア内容や日程を打ち合わせていました。
 

★受講したみなさんの声★

・知的障がいの方との接し方を知ることができ、その後の活動にいかすことができた。
・知的障がいにも、人それぞれ「できること」「できないこと」があり、その人にあった対応が必要だとわかった。
・紙飛行機を一生懸命作ってくれて、最後に「楽しかった!」と言ってもらえたのが嬉しかった。
・準備に時間がかかったけど、そんな大変さも忘れるくらい喜んでいる姿を見れ、とてもよかった。
・不安だった「さわやか青年教室」との交流会は、本当にあっという間に過ぎてしまった。この時間は、自分にとって良いものになった。
・実際に知的障がいの方と話したり接したりすることで、自分の中のイメージと違うこと、知らないことがたくさんあった。
・保育士の方々が、良く考えて工夫をしながら子どもたちと接していることがわかった。
・身近なものだけであれだけ遊べるのには、とても驚いた。保育士の先生のアイデアはすごい。
・普段とは違う視点・角度で保育に触れ、様々な考えや思いを感じ取ることができた。