報告書(レポート) 平成30年度

第2回高校生のためのボランティア体験講座(柏会場)

2018年6月27日 09時45分

6月23日(土) 午前10時から午後4時30分

第2回高校生のためのボランティア体験講座(柏会場)を
実施しました。
午前中は、一般の方向けの講座「体験活動ボランティア活動入門講座」との合同で行いました。異なった年代の方々と交流する機会もあり、お互い刺激を受けているようでした。
午後の福祉ボランティア体験会では、ボランティアされる側とする側の双方を体験し、互いの気持ちを考えました。

<午前>
①講義「ボランティア活動の基本を考える」
 一般財団法人富士福祉事業団理事長の枝見太朗氏を招き、ボランティア活動の歴史的背景やその5原則について学びました。経験豊富な方からの話に、時間を忘れて聞きいる姿が見られました。
 「"ありがとう"と言われなければボランティアをやらないのか。」無償性について考えさせる問いを始め、重要なメッセージが散りばめられた講義となりました。

<午後>
②実習「福祉ボランティア体験会」
③ワークショップ「ボランティア活動計画作成」

 千葉運輸支局、柏市社会福祉協議会、柏市北部地区社会福祉連合の協力のもと、福祉ボランティアの体験会を行いました。
〇福祉車両体験(ロータリー)
 福祉タクシーや福祉バスへの乗車介護を体験しました。
〇視覚障害疑似体験(館内)
 アイマスクを着用し、白杖とペアの介助で館内を歩行する体験をしました。
〇福祉機器体験(県民ギャラリー)
 最新の福祉機器に触れ、これからの福祉について考えました。
 

★受講したみなさんの声★

・マザーテレサの言葉や枝見さんの言った言葉が心に残り、ゾクゾクっと感動した。
・とてもためになる話だった。マザーテレサのいない時代に生まれてしまったことが悔しい。
・ボランティアはやるのもやめるのも「自由」だと知り、すごく身近なものだとわかった。最後までやり遂げようと思えた。
・他の年代の方とたくさん話すことができ楽しかったし、良い雰囲気だった。
・普段「あたり前」だと思っていたことが、他の人にとっては「あたり前」ではないことを体験できてよかった。
・障がいをもっている方の目線になって考えることができた。
・目や体の不自由な方と、そのサポートをする方の気持ちや大変さに触れることができた。
・困っている人がいたら声をかけるなど、自分のできることを積極的に取り組みたいと思った。
・介護に必要なのは、一つ一つの介助を相手に伝えること、相手ができることは介助しないことが大切だとわかった。
・点状ブロックや線状ブロックを気にしていなかったけど、アイマスクをすると距離が長く感じたり、ブロックがとてもたよりになることがわかった。