①実習「幼老複合施設での体験活動」
<保育園>
1歳から5歳のクラスに分かれて実習を行いました。園庭での虫取りや工作の補助など、それぞれのクラスで、保育士の先生の手伝いをしました。子ども達の笑顔に、受講生たちは優しい笑顔で応えていました。
<養護老人ホーム>
この日は施設の夏祭りがあり、お祭りを楽しむ利用者の方への対応や出店の手伝いなど、施設の方の補助をしました。明るい表情で会話したり、座っている利用者の方に合わせて姿勢を低くしたりと、それぞれ工夫していました。
<特別養護老人ホーム>
利用者の方との会話や車椅子介助、食事の準備等、幅広い体験をしました。食事前に利用者の方の手を消毒した時は、喜んでくれる方、消毒を嫌がる方と反応が様々で、介助の難しさを感じていました。
②ワークショップ「ボランティア活動計画作成」
県民プラザに戻ってからは、施設でのボランティア体験で感じたことをグループに分かれて交流しました。その中で、それぞれが自身のボランティアへの考えを広げていました。
その後、夏休みのボランティア体験を前にして、最後の確認をしました。体験先での心構えを共有したり、体験先への手紙を準備したりしました。
★受講したみなさんの声★
・手を貸し過ぎても利用者の方を不愉快にさせてしまうし、任せ過ぎても怪我をさせてしまうため、介助の線引きが一番難しかった。・介護する側の方々は、それぞれ相手の状態に合わせて色々な補助をしていてすごいと思った。一人ひとり食事の「とろみ」の度合いが違うなど、驚くことが多かった。・実際に体験してみて、想像との違いを実感できた。現場の大変さや楽しさを知ることができた。・保育士の先生の、子どもたちとの接し方に刺激を受けた。クラス全体を上手くまわし、その上一人ひとりをきちんと見ていて感動した。・私のことを知ろうとする保育園の子どもたちの目が、とてもかわいかった。・情報交換会では、自分の行くことができなかった場所のことを少しでも理解できて良かった。・ずっと夢だった動物愛護のボランティアに行けるのは、この講座に参加したのがきっかけなので、がんばりたい。・グループで計画を立てたので、夏のボランティア実習が楽しみになった。