大学の施設・設備を使って小学生が理科の実験を行う

実施報告書【船橋市教育委員会・ふなっこ未来大学 Funaversity】.pdf

科学、技術、工学等の理数系分野を中心に実験などを通して、子どもたちがワクワクするような体験機会をより多く提供していくことで、子どもたちが主体的に考え、学びに向かう力を育み、将来の夢や目標を持ち、自己肯定感を高めるきっかけとする。

１．特徴（独自性）
・どのような内容、方法であれば小学生にとって理科に親しみ、ワクワクする体験となるか、大学生が主体的に企画し、運営した。
・講座実施前から、学生が運用するTwitter、Instagramで準備の様子を発信することで、参加者のワクワク感を高めた。開催期間中も、実験の様子を発信することでワクワク感を継続させた。
・参加者を対象としたアンケートでは、実験・観察を自ら実施できたこと、大学のキャンパスを体験できたこと、大学生と交流できたことが特に高評価であった。
２．地域との連携
・包括協定に基づき、東邦大学と船橋市が連携して事業を実施した。
・大学の教育力を地域に還元し、大学と地域との協力関係を築く一助となった。
・専門的な実験・実習等ができる施設・設備や、大学の研究成果、教員の指導技術を活用することにより、地域との連携・協力関係を強化するとともに、大学に対する理解の促進も図った。
３．今後の展望
・今年度の参加者が継続して理科に親しみ続けられるよう、参加者を中心とした理科クラブ化などを検討していく。また、その取り組みにあたっては、地域人材の活用など、大学、地域、自治体が連携した取り組みとする。
・理科の楽しさを子どもたちに伝えるとともに、高等教育への憧れを育む場としても発展させる。
・学生が理科の楽しさを広められる人材となるよう育成していく。

自然科学

船橋市

8/8(月)、8/22(月)、8/25(木)、8/29(月) （全4回）（定員40名に対し65名の応募があったため2クラス実施）

市内在住・在学の小学校６年生

65人

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連携

各市町村各課、社会教育施設等