この時期の子どものイライラ、不機嫌、言うことを聞かない、黙りこくり返事もしないなど反抗的に思える態度は思春期特有のもので、自立や親離れに向けての成長の表れでもあります。
親が心配してオロオロしたり、ガミガミ言ったりすると、子どもはかえってイライラします。
学校生活や家庭生活(食事や就寝時間など)に大きなゆがみや不適応がみられなければ、一過性のものと受けとめ見守る姿勢が大切かと思います。
なにげない日常会話を心がけていれば、そのうちいろいろ話してくれるようになると思います。
親は言ってほしい、助けてあげたいと思っても、子どもはひとり「静」の時間をもち、考えたり、耐えたりすることが、時には必要なのかもしれません。