学校への登校がうまくできないことで悩んだり、身体的症状として表れたりしている子どもには、
むやみに登校するよう働きかけてもかえって不安や焦燥を誘ってしまうこともあります。
あせらず気長につきあっていくことが大切でしょう。
学校に行かれなくなる発端(部活でのトラブル)がはっきりしていますので、
きっかけとなったことがら(不安要因)を学校側に協力をお願いして改善すると同時に、
お子さんの胸の内をじっくり聞いてあげるなどして、風邪をひいた心のケアをしていくことが必要ですね。
学校への登校がうまくできないことで悩んだり、身体的症状として表れたりしている子どもには、
むやみに登校するよう働きかけてもかえって不安や焦燥を誘ってしまうこともあります。
あせらず気長につきあっていくことが大切でしょう。
学校に行かれなくなる発端(部活でのトラブル)がはっきりしていますので、
きっかけとなったことがら(不安要因)を学校側に協力をお願いして改善すると同時に、
お子さんの胸の内をじっくり聞いてあげるなどして、風邪をひいた心のケアをしていくことが必要ですね。
「起立性調節障害」は自律神経のバランスが崩れて血圧の調節がうまくできなくなり、
朝おきられない、めまい、立ちくらむなどの症状がある病気です。
周囲からは「怠けている」とか「ゲームのしすぎ」などと見られがちで、
親御さんも肩身の狭い思いをされていることと思います。
思春期は心も体も、成長の途中にあって不安定です。
「子どもの体も自分と同じように動くはず」
という大人側の先入観を捨て、体調が回復し、お子さん自身の力で動き出すその時まで、
温かく見守ってあげてください。
お子さんはなぜ学校に行かれなくなったのでしょう。
先生とのトラブルなのか、クラスメートとのいざこざなのか、それとも勉強のことなのか。
原因となっているものは何なのか、知ることが必要でしょう。
まずはお子さんの話を、言葉を否定せずに、じっくり聴いてあげてください。
その上で担任や学年主任など信頼できる先生に相談し、お子さんへの今後の接し方などアドバイスをいただきましょう。
中学校によっては月に数回、スクールカウンセラーが来ていると思いますので、
そちらを利用されてもいいでしょう。
学校に行きたくても行かれず苦しんでいるお子さんを精神的に追い込むことのないよう、
周囲の人間がゆとりを持って対応することが大切ですね。
ほめられることで子どもは自分の存在価値を見出し、自分自身の評価を高めていきます。
そして、それが自分の世界を築いていくための基礎となっていくのです。
お母さんがお子さんを「ほめられない」と思っている理由は何でしょうか。
親自身がその理由に気づくことで、子どもの良い点が見えてくることもあります。
自分の思いどおりになることを望んでいませんか。結果だけを見ていませんか。
絶対に許せない行動なら、毅然とした態度で注意することが必要になってきますね。
許せないこともないが、減らしたい行動(暴言など)なら、相手にしないことで減っていくと考えます。
「挨拶をする」などの増やしたい行動のほうを注目したほうが、親子双方の精神安定上有意義なのではないでしょうか
子どもの要求に対して「ここまで」と線を引くには、
親自身がしっかりとした考えをもつことが大切です。