これは、小学生のボランティアだ!横浜線にエールを送る小学生に感動!
2021年1月7日 18時00分新年あけましておめでとうございます。
千葉県体験活動ボランティア活動支援センターでは、体験活動やボランティア活動をしてみたいという人に対し、情報提供や支援を行っています。体験活動・ボランティア活動は、活動した人にしかわからない楽しさがあり、得るものがたくさんあります。
元旦の新聞を読んで感動する記事がありました。
大好きな横浜線を支えたいという思いで、昨年、インターネットでも紹介されていましたが「コロナに負けるな!横浜線」と手製のプラカードを掲げて半年以上にわたって沿線に立ち続け、楽しみながら日々応援している小学生の記事です。
始めたのは、昨年5月10日。
地域の人たちや横浜線の運転士、車掌たちは、踏切近くでプラカードを掲げるその姿を目にし、明るい気持ちになったり勇気をもらったりしたそうです。8月には乗務員の方々からメッセージと横浜線の写真が詰まったアルバムが贈られたそうです。
ボランティア活動は地域と交流や、視野も広がり様々な興味関心も生まれてくる可能性もあり、自分も周りも幸せになる活動です。ボランティア活動はその活動自体にも面白さがありますが、活動を通して関わるたくさんの人々との出会いも大変価値があるものです。
励ましのプラカードを掲げ続けるこの小学生の行動は素晴らしいと思いました。同時に、その活動をそばで応援し、活動を支えた保護者の存在も大きいと感じました。
レイチェルカーソンの「センス・オブ・ワンダー」に、「子どもたちが生まれながらに持っているすばらしい感性の力をいつも新鮮に保ち続けるためには、わたしたちの住んでいる世界の喜び、感激、神秘などを子どもたちと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が少なくともひとりそばにいる必要があります。」という一節があります。子供のやりたいことに寄り添える大人が増えていったらいいなと思います。また、自分自身も、子供の気持ちに寄り添える大人になりたいと思います。
緊急事態宣言が発令されました。こういう時だからこそ、一人一人がボランティア精神を持ち、想像力を働かせ行動していければと思います。